フレンチスタイル
フランスの朝食 Vol.1
Date:2013.03.26

世界三大料理といわれているフランス料理があるフランスは、まさに美食の国。では、朝食にはどんなものを食べているのでしょうか!? 今回はフランスの朝食スタイルをクローズアップします。

美食の国・フランスでは、朝食も豪華なのでは......と思ってしまう部分もありますが、実はとてもシンプル! 朝食は簡単に、ランチはしっかり食べるというスタイルが主流なのだそうです。朝食の一般的なメニューをリサーチしてみたところ、コーヒー+オレンジジュース(フルーツジュース)+パン(バター&ジャム)+ヨーグルト。子どもがいる家庭では、シリアルにゆで卵、パン、クロワッサン、パン・オ・ショコラ(チョコレートの菓子パン)、ブリオッシュ(生地に牛乳が含まれている菓子パン)など、子どもが喜ぶ甘いパンが並ぶことが多いようです。
そして、時間に余裕がある週末は、朝食用のパンをその日の朝に買いに行ったり、マルシェで野菜やパン、チーズなどを買って、ブランチとして食べるのだそう。カフェやレストランに行って朝食をとるのも、休日ならではのスペシャルな感じです。
そこで、実際に朝食メニューを見せていただきました。

野菜とハムをはさみ、チーズかバターを塗った手作りサンドイッチが基本。去年の夏に体調を崩してから、朝食をきちんと食べるようにしたそうです。それまでは、お昼のまかないまでなにも食べなかったり、忙しいときには1日1食になっていたのだとか。今は、帰宅が遅くなっても、次の日の朝食用のサンドイッチを準備してから眠るようにしているそうです。

仕事柄、体型キープが大切なローリン。ヨーグルトとシリアル+パン+バター+ジャム+バナナとしっかり食べてレッスンに備えるそうです。そして、ダイエット中はバナナとカッテージチーズだけ。バナナは、効果的に栄養が摂れるフルーツで、腹保ちもいいからダイエット中にもぴったりだそう。

週末に行くマルシェでお気に入りのバゲットを買って、それにバター+ジャム+コーヒー。毎週日曜日はマルシェで、チキンの丸焼きとじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、かぶなどの野菜を買っているそうで、それを茹でてマヨネーズで食べるのがお気に入りのブランチだそう。

カフェオレ+ビスコット+パン・オ・ショコラ+ヨーグルト+フルーツジュース+ヌテラ(チョコレートクリームのようなもの)+ジャム+フルーツ。でも、どうやらこのメニューは今回の取材用に、特別バージョンの朝食メニューなのだとか。普段は、ビスコット+ジャム or ヌテラ+コーヒーという、シンプルな朝食が多いようです。
フランスの朝食の主役はパン! バゲットやクロワッサンなど、お気に入りのパンを食べるのが1日のはじまりのようです。
次回は、朝食に欠かせないおいしいパンのお店を紹介いたします。