ペネロペキッチン
伝統的なスイーツメニュー Vol.2 ガレット・デ・ロワ
Date:2012.12.04
「ガレット・デ・ロワ」は、王様のケーキという意味を持ち、紙の王冠がのったアーモンドクリーム入りのパイのこと。フランスでは新年に食べるのが一般的で、これを食べないと1年がはじまらないというほど定番のお菓子です。パイの中にはアーモンドクリームと一緒に、フェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形がひとつ入っていて、フェーヴが当たった人は幸運な1年間を送ることができると言われているそうです。
材料(18cm×18cm) |
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冷凍パイシート:2枚
溶き卵:2個分
バター:50g |
バニラオイル:3滴
粉糖:50g アーモンドパウダー:50g |
作り方
(1)ボウルに常温で柔らかくしたバターと粉糖、バニラオイルを入れて混ぜる。
(2)(1)に溶き卵(1個分)を少しずつ入れながら混ぜ、アーモンドパウダーを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。ボウルにラップをかけ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
(3)解凍したパイシートを直径15cmの丸型にナイフで切り抜く。
(4)(3)の1枚の内側のフチ2cmに残りの溶き卵でひと塗りし、さらにその内側に冷蔵庫からだした(2)をドーム状に乗せてもう1枚のパイシートをかぶせてくっつける。
(5)(4)の表面に残りの溶き卵をひと塗りし、中心から外側に向かってナイフでスジを入れて200℃に余熱したオーブンで30分焼く。
ワンポイント!
シンプルにそのままで食べるのがオススメ!
最近のフランスでは、アーモンドクリームではなくチョコレートクリームが入っているものも流行っているそうです。
Recipe by MASUO
PROFILE
MASUO:デザイン担当のsaoriとお菓子作り担当のmasumiからなる、スイーツフードユニット。スイーツショップ「おかしさん」と「3時のおかしさん」を埼玉で運営。ママ雑誌「nina’s」でスイーツ連載をしている。「ペネロペキッチン」では、レシピだけではなく、スタイリングなどすべてを手がけている。
http://okashisan.com/
次回の【ペネロペキッチン】は、2013/1/29(火)配信です。
2013年、ペネロペは原作絵本誕生10周年
2003年にフランスで絵本として誕生したペネロペは、2013年に原作絵本誕生10周年を迎えます。
王冠をかぶったペネロペは、なんと10周年を記念して作者のゲオルグ・ハレンスレーベンさんが描きおこしたスペシャルアート!
今後の展開をどうぞお楽しみに♪