ママパパライフ
フランスの子ども部屋 Vol.2
Date:2013.03.19
前回に引き続き、子ども部屋のインテリアをご紹介します。今回も、キュートでポップな部屋がラインナップしています。
CASE3
ガーラ(4歳)の部屋
ブラジル系フランス人のパオラママには、4歳の女の子がひとり。そのガーラの部屋は、パラオママが世界各国を旅するなかで見つけたヴィンテージ品などで彩られた、ポップなインテリアが印象的。
パオラママはとにかくヴィンテージが大好き! ルーマニア、スペイン、イタリア、ポルトガルなど、行く先々で部屋のデコレーションになるアイテムを買っているそうです。ハンドメイドや職人工芸にこだわり、旬のアイテムなどは持っていないそう。パオラママが子どものときに、おばあちゃんが手作りしてくれたパッチワークのクロスは、今ではガーラの部屋のインテリアアイテムとして活躍しています。
ベッドには、存在感ある小さなクッションがたくさん並んでいます。デザイン性が高いユニークなアイテムが揃う「Habitat(アビタ)」で購入したもので、そのほとんどがハンドメイドのオリジナル製品なのだとか。
現在、ガーラは週の半分は子ども部屋のベッドで寝て、残りの半分はパパとママと寝ているそうです。パオラママとしては、なるべくひとりで寝てもらいたいと思っているようですが、ガーラはママに甘えたいようです。9月に第2子を出産予定のパオラママとしても、今のうちはまだまだ甘えさせてあげたいという気持ちがあり、なかなかひとり寝の習慣が進まないんだとか。「小さい頃はベビーベッドから出てくることはないんだけど、ベッドで寝はじめると夜に起きて、私たちの寝室にきちゃうのよね~」と、苦笑いしていました。
CASE4
クロエ(6歳)+ナイス(1歳9ヶ月)の部屋
最後は、ふたり姉妹のフィリップパパのお宅にお邪魔しました。保育学校の先生をしているママが考えたという、居心地のいい子ども部屋を紹介します。
クロエとナイスの部屋は、カラフルな色使いでとてもポップ! オレンジの壁にピンクのカーテン、ピンクのベッド......まさに女の子の部屋という感じです。クロエもナイスもピンクが大好き!
家具は「IKEA」やおもちゃや雑貨が豊富に揃う「OXBUL EVEIL ET JEUX(オクスビュル エヴェイユ エ ジュー)」で購入することが多いそう。フィリップパパいわく「うちはふつーだよ!」とのこと。
ママが描いたイラストや家族写真などを飾っている子ども部屋には、フィリップパパが子ども時代に使っていたものを実家から持ってきたタンスも置いてあります。子ども達が過ごしやすいほっとする空間作りに役立っているとのこと。
二段ベッドには、お姉ちゃんのクロエだけが寝ていて、ナイスはまだベビーベッドで寝ているそうです。
子ども部屋には簡易トイレがあり、夜中にトイレに行きたくなったときはそこでするんだとか。これはトイレに慣れるためという目的のほかに、夜中にトイレに行くことでナイスを起こしてしまわないように配慮している部分も。通常3歳から入る保育学校がはじまると、慣れない環境やストレスなどでトイレに失敗してしまう子どもも少なくないそうですが、3歳頃から夜用トイレを使っていたクロエは、おかげで保育学校でのトイレの失敗は一度もないとのこと。
毎朝、ナイスより先に目が覚めるクロエですが、ナイスを起こさないために勝手に部屋を出たりすることはないそうです。必ずパパとママがナイスを起こしに来るまで、ベッドで待っているのだとか。姉であるクロエは、妹とふたりで子ども部屋を使っていることをきちんと理解して行動しているそうです。とても妹思いですね。
ママやパパのぬくもりが詰まっている、フランスの子ども部屋。そして、カラフルな色使いやDIYテクなど、真似しやすいアイディアがたくさんなので、ぜひ取り入れてみてください。
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